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2008年 07月 25日
東京都現代美術館を粗大ゴミといったのは、私ではなく磯崎新である。
ずっと劇場ロードショーで見続けてきた宮崎駿アニメ映画。 『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年) 『風の谷のナウシカ』(1984年) 『天空の城ラピュタ』(1986年 ) 『となりのトトロ』(1988年) 『魔女の宅急便』(1989年) 『紅の豚』(1992年) 『もののけ姫』(1997年 ) 『千と千尋の神隠し』(2001年 ) 『ハウルの動く城』(2004年) ナウシカは二回も観に行き、泣きに泣いた。以降、毎回、主人公がいつ、どういう風に空を飛ぶんだろうということが、楽しみになった。宮崎駿を日本の(裏)ナボコフだと思ってきたこともある。なんと空を翔る時、ナウシカは下着をつけていない(ように見える)。(近頃では宮崎駿は美少女を描くことをあえて自己規制しているようにも思える) 『千と千尋の神隠し』で両親を豚にされ、千となった千尋が働く場所は湯屋である。千は湯女(ゆめ=遊女)となってしまう。なんのことはない、今で言えばソープ嬢の下働きである。自然破壊とか社会的なテーマを表に見えるようにしながらも、宮崎駿は裏でこのようなエロティシズムを描いてしまう作家なのだ。 先週から最新作『崖の上のポニョ』が公開され、私はおおいに悩んでいる。観るべきか?観ざるべきか?(そんな大げさなことか?)というのも前作『ハウルの動く城』を観て、すごく疲れてしまったからだ。もう宮崎アニメを観るのはやめにしょう、その時思った。けど劇場で何度も観た予告編で、♪ポニョ、ポニョポニョ、魚の子♪が頭に焼き付いてしまった。 で、話はやっと東京都現代美術館(MOT)のことに向かう。『崖の上のポニョ』の公開に合わせたように『スタジオジブリ・レイアウト展』が開催中。私の家にいちばん近い美術館だが、この裁判所のような美術館を私はもともとそんなに好きではない。この美術館も石原都知事体制に入り、再編を強いられた。そこで館長として送られてきたのが、日本テレビの氏家齊一郎である。日本テレビは、90年代以降、ジブリアニメの制作スポンサーのひとつ。今回の『崖の上のポニョ』にも資本参加している。以来、MOTでは、スタジオジブリ関連の展覧会が目立つようになった。昨年夏に開催された「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」が、現代美術館最高の30万人という入場者数を記録してしまい、もはや氏家齊一郎のこうした企画を止めることができないのか?今年もこのようになってしまった。 客を呼べることは大切だが、それが東京都現代美術館のやらなければならない役割だとは、私にはどうしても思えない。あきらかに、これは癒着というヤツではないのか?MOTには、立派な現代美術の収蔵品を有しているはずだが、この前行った時には、それらのひとつの展示もなかった。 (館の学芸員も)ひと夏のことだからといって、許してしまっていいことなのかどうか。 ブログ価値の低い私のブログだが、誰も言わないから、やはりこうしたことは告発調になってしまわざるを得ない。やれやれ。
by tsukimoto_natsumi
| 2008-07-25 08:45
| Art & Design
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Comments(4)
Commented
by
s_numabe at 2008-07-26 10:03
おはようございます。
もちろんこれは官民癒着の最たるもの。公立美術館で特定私企業の営業活動を大々的に宣伝する、許しがたい犯罪です。 嘆かわしいことに、これについては新聞・TVなどマスコミでは一切の告発はありません。今のニッポン国はまあ、そういうクニなのですね。 ちなみに図書館で『美術手帖』2004年5月号の特集「わたしがほしい美術館、いらない美術館」を機会があったらご一読あれ。この都現美とジブリの癒着問題が「企業人のモラルが問われる」「横暴を許した学芸員にも責任がある」とハッキリ断罪されています。 何よりも悲しいのは、この勇気ある特集がほとんどなんの反響も呼ばず、おまけに美術手帖編集長が都の関係者に呼びつけられ、あっさり謝罪してしまったことです。絶望的な状況ですね、救いがない。 ちなみに、小生は都現美ボイコットをもう足かけ五年続けています。
0
おはようございます。
石原都政になってからさまざまな問題が起きました。東京都写真美術館でも同様な問題も起きたことも耳新しい話題ですが、最近は少しましになった感があります。 しかし、MOTは(もっと)深刻です。名物キュレイターの長谷川裕子さんを呼んだはいいものの、どうなってしまったのか?(まあ、元来大したキュレイターではないことは先刻承知ですが…) 意外とこうしたことへの不満の声がないのが不思議です。 こうした企画はやるなとは言いません。けれどデパートの展示場でやればいいようなような企画だと思いますけどねえ。
Commented
by
Usagall
at 2008-07-29 12:02
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こんにちは。
ポニョ、観るべきかお迷いとのことですがとても面白かったです。 いままでの宮崎映画とはちょっと画風が変わっていてそこら辺の好き嫌いは分かれるところだと思いますが、とても後味のいいあったかい映画でした。
こんにちは、Usagallさん。
今日はついに夏バテで体調を崩し、お休みです。 ポニョ、どうのこうの言っても、けっきょく観に行ってしまうんだろうなって気がします。 その後、ぼろくそ書いても怒らないでくださいね。
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