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2007年 09月 11日
やはり今日は書こう。
ミッシャ・マイスキー:無伴奏チェロ組曲(J.S.バッハ)。 ロストロポーヴィチの同曲に比べると、マイスキーのは、とても色香があり、緩急自在にドラマティックだ。場所によっては、すこし性急な気さえするくらい。たぶん、本といっしょになっている「バッハ全集」(小学館)の13巻目、室内楽曲2とある。本の方に解説が書かれているのだろう、CDは、解説なしの4枚組で、最初の2枚が、ナタン・ミルシテインによる「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」が収録、後の2枚にマイスキー。たぶん、右ジャケットと同内容、1985年録音のものと思われる。 2001年の同時多発テロから6年が過ぎた。あの年の自分ときたら、それはもう最低・最悪な状況だった。いまでも、まだその後遺症を引きずって生きている。 村上春樹『アフターダーク』読了。八月に買って、最初の10数頁を読んだまま、放っておいた。 都会の深夜から早朝のまでのひとときのなかで、出会った人々、交わされた会話、そして出来事。小説の中に現れるあいかわらずのさまざまなミュージシャン名や曲名。それに、それほど意味がありそうで、ないのかもしれない。毎夜、かならず都会のどこかで起きていそうなそんな出会いや事件も、朝がくれば、そう新しい朝がくれば、さりげない(やや観念的な)会話や触れあいと、流した涙とともに解決していくのだろうか。 小説は、やはりその結末や答えなど示そうとはしない。しかし、アフターダークの果てに、芽生えるちょっとした変化と予感。 大爆笑したバッハ。ニュー・ヨーロピアン・ストリングス、『ゴルドベルグ・ヴァリエーションズ』。帯に「グレン・グールド以来の衝撃!こんなに美しいバッハを聴いたことがありますか?」とある。うーむ、もうこれだけで、眉に唾をつけて聴かねばならないだろう。シトヴェツキー編曲による弦楽合奏『ゴルドベルグ』。まるで、モーツァルトが、なんちゃってバッハをやってみました「ハハハ」と、けたたましく笑っているような、華麗にして大げさな弦楽バッハ。あまりの歌いまくる流麗な弦アレンジに、かなり鼻白む。大爆笑のち苦笑。 エマニュエル・パユ:モーツァルト「フルート四重奏曲」。軽やかに、自然にさえずるパユのフルートによるモーツァルト。女は女であるように、やはりモーツァルトはモーツァルトである。それにしても、インナー・ジャケットがカレンダーになっているのが、おかしい。その年にしか役に立たないのに。フルート界の貴公子パユをアイドル扱いにして、売らんかなの魂胆か? 読みづらいライナーノート。ああ、やはりまたしても私の苦手な音楽評論家K氏が書いたものだった。 午後から、西千葉で打ち合わせ。一回事務所に行ってから向かうのでは、その往復時間が無駄になるので、自宅から本八幡、そこから直接西千葉に向かうことにする。出かける前に余裕があるので、こんなことを軽く書いてはいるが、やはりこころのどこかが、かつての記憶や後悔で疼いている。 一瞬、厚い雲に覆われた空に、落雷の音が響く。
by tsukimoto_natsumi
| 2007-09-11 10:28
| Music
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Comments(2)
Commented
by
locusttree at 2007-09-12 03:40
無伴奏チェロ組曲って、たくさんの演奏家が録音していますね。しかも複数回録音した人も多くて。私はこの曲が好きで、CDを集めたりする趣味はないのですが、この曲のCDだけは何枚も買ってしまいました。
マイスキーの無伴奏チェロ組曲は、個性が強いですね。美しいけれど暗くてドラマチックで、バッハの曲というより、マイスキーの曲という感じがします。 ・・・この曲について書き始めると止められなくなってしまう(笑)ので、止められるうちに止めますね。
0
locusttreeさんも、無伴奏チェロ組曲が好きでしたか。
私も大好きです。ヴァイオリンのための曲よりもチェロの方が好きなくらいです。 たしかにマイスキーも、この曲は2回録音していますね。 この秋にマイスキー公演があって、この曲を2日とおして全曲するので、ぜひ観に行きたいと思っているのですが…
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