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2024年 01月 15日
作品賞:井上金太郎『月夜鴉』 #
by Tsukimoto_Natsumi
| 2024-01-15 18:49
| 映画
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2023年 10月 08日
にも関わらず、荒戸源次郎(社長)は長嶺高文に『ヘリウッド』を撮らせていた。製作費は2000万に満たなかったと思う。長嶺はパノラマ・フィルムという自分の製作団体を持っていたので、プラセットの手を患わせることがまったくなかったのだ。 その頃、シネマ・プラセットにはさまざまな映画監督が訪れては、映画製作を願い出ていた。大森一樹は田中陽造の脚本でシナリオ・ハンティングまで行い、森崎東の『それまでよ党宣言』はかなり乗り気で進んだが、実現には至らなかった。 デビューしたての若い映画監督たちも多数訪れた。(名前は伏す) その中で、なぜ長嶺高文が選ばれたのか。 さっき、ちょっと考えたのだけど、理由がふたつばかりあると思った。 ひとつは、清順監督のように荒戸が世話を焼かなくても、長嶺の場合パノラマ・フィルムという自分の製作団体で勝手に役者やスタッフを集め勝手に撮ってしまうパワーを持っていたからではないかと思う。 ふたつは、長嶺がハナ肇に似ていたからだと思う。長嶺は笑うと鼻の穴をおっぴろげ、鼻の下のヒゲとともにその顔は豪放なハナ肇によく似ていた。長嶺のくだらないジョークは荒戸好みだったのかと思う。 『ヘリウッド』という映画もホントくだらなかった。82年の邦画界の歯牙にも引っかからなかった。(こんなものよく35mmのフィルムで撮ったものだといまでは思う)批評家で、この映画を評価したのは今野雄二だけだった。今野さんは映画芸術でベスト10中、10位に選んでくれた。このことを長嶺はおおいに喜んだ。 オレは『ヘリウッド』の宣伝担当になった。宣伝費も何もない辛い宣伝活動だった。主役の遠藤賢司も映画の出来がお気に召さなかったらしく、映画の宣伝にはまったく非協力的だった。 その流れで、オレは鈴木清順と同時に長嶺高文のマネージャー的なことをやるようになっていた。 長嶺とふたりで大阪の「アップダウンクイズ」の新人映画監督特集に行った。長嶺が司会を頼まれた東京12チャンネルの『ヤングTOUCH』という「銀座ナウ」みたいな番組にも同行した。一回目のゲストはスクーターズだった。くだらないことを覚えているものだ。 長嶺の池袋・三業地の実家の料亭で芸者遊びもやった。本当にくだらないことを覚えているものだ。 それから、もう30年。長嶺高文と会うことはなかった。 今年「長嶺高文還暦祭」というのが、川口であった。 その写真で見る長嶺はとても機嫌よさそうで、オレはひさしぶりにハナ肇だと思った。 More #
by Tsukimoto_Natsumi
| 2023-10-08 14:28
| 映画
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2023年 02月 15日
作品賞:清水宏『明日は日本晴れ』 監督賞:弓削太郎『掏摸(すり)』『高校生芸者』等 外国映画賞:ブレッソン『ブローニュの森の貴婦人たち』 主演女優賞:渡辺美佐子 助演女優賞:九條映子(番匠映画のキュート) 主演男優賞:薄田研二『明日を創る人々』 助演男優賞:山本豊三(R.I.P.) 音楽賞:渡辺宙明(R.I.P.) 撮影賞:仙元誠三『カルロス』『JOKER ジョーカー』 衣裳賞:森英恵(数多くの日活映画にために R.I.P.) 特集賞:シネマヴェーラ渋谷「女優・渡辺美佐子」 劇場賞:ラピュタ阿佐ヶ谷 松竹レアもの祭から番匠義彰特集への感謝 清水宏監督『明日は日本晴れ』1948年 松竹製作・東宝配給 #
by Tsukimoto_Natsumi
| 2023-02-15 06:42
| 映画
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2022年 05月 21日
それまで名画座のさまざまな特集のなかの一本として漫然と観てきた番匠義彰監督の映画を「これは面白い!」と感嘆の声を上げたのは、昨年のラピュタ阿佐ヶ谷での特集「蔵出し!松竹レアもの祭」で番匠作品が七本もまとめて上映されたときのこと。おそらく多くの旧作日本映画ファンもそうだったに違いない。そのとき、次は番匠義彰特集を!という熱い願いが、早くも今年、ラピュタ阿佐ヶ谷で叶った。 「生誕100年記念 松竹娯楽映画のマエストロ 番匠義彰」特集(2022年2月20日~4月2日)。番匠喜劇の代表昨「花嫁シリーズ」8本をはじめ、メロドラマ、文芸映画、青春映画など全23作。とにかく嬉々として出かけ、去年「レアもの祭」でかかって観た映画も含め全部観ました。これまで特集上映などなかった番匠義彰という監督。その情報量は極めて少ない。監督論はおろか、そのインタビュー、肖像写真などほとんど存在していない。(おそらく当時の娯楽映画の職人監督の多くはそうだったのだろう)1955年に『かりそめの唇 前後篇』でデビュー、1965年に『ウナ・セラ・ディ東京』を最後に映画界からテレビ映画に転身。その間10年、38本の映画を松竹に残した。 その特徴といえば、さまざまな登場人物があっちからこっちからドラマにずかずかと入り込んできて物語はややこしいまでに錯綜するが、最後の5分から10分で「あれよあれよ」と事件や問題はきれい見事に解決。この気持ちの良さ!番匠天晴れなり! さて最近は、映画写真館のようになってしまっているこのブログ。今回も解説はほとんどなし。ラピュタ阿佐ヶ谷に展示されたポスターから番匠映画を紹介します。 詳しい作品情報は娯楽映画研究家・佐藤利明さん渾身の「番匠義彰 映画大全 ~娯楽映画のマエストロ番匠義彰~」や寒空はだかさんのサイトをぜひご覧ください。 ☆ 番匠義彰 花嫁シリーズ ☆ 『抱かれた花嫁』(1957 松竹大船) 浅草の鮨屋の女将・望月優子は娘の有馬稲子と高橋貞二の恋愛や、息子・田浦正巳と踊り子朝丘雪路との交際も許すことができない偏屈ぶりだが…番匠十八番の花嫁シリーズ第一弾。松竹グランドスコープを活かした松竹歌劇団の大ステージなど見どころも満載。 『花嫁の抵抗』(1958 松竹大船) これまでバラで観てきた映画が監督特集としてまとまるといろんな事が見えてくる。音楽はほとんど牧野由多可、美術はほぼ逆井清一郎。中でも注目は番匠喜劇映画の常連、永井達郎。家が充てがう金持ちで人はいいが冴えない花婿候補。なんと歌手永井秀和の父。 『空かける花嫁』(1959 松竹大船) 老舗繊維問屋を営む志村喬は孫娘の有馬稲子を溺愛している。そんな有馬がフランス留学試験に合格。それを阻止しようとする志村の策略が、有馬と高橋貞二の恋愛まで絡めてややこしいことに。実は『橋』と同工異曲。さらに磨きのかかった花嫁シリーズ第三作。 『ふりむいた花嫁』(1961松竹大船) 洗練された職人芸の喜劇の粋を楽しむ。下町のどじょう屋の娘倍賞千恵子と商社マン山本豊三の結婚。二世代間の恋愛、下町の商家が舞台等々、番匠ならではの変奏のリフレインが名作でもない大傑作でもない、いわばスマッシュヒッツ連打の気持ち良さ! 『のれんと花嫁』(1961松竹大船) わちゃわちゃが全員集合の長崎で見事に解決。桂小金治と千乃赫子(東千代之介夫人)の番匠常連もいい。 『クレージーの花嫁と七人の仲間』(1962 松竹大船) ナベプロ全面協力の豪 『はだしの花嫁』(1962松竹大船) 相変わらず松竹伝来の人情喜劇とモダニズムを昇華した活きがいいホームドラマの真髄に驚く。なぜ、これまで日本映画界は番匠義彰を映画作家として看過し続けてきたのか。今さら嘆いても遅くはないだろう。 『泣いて笑った花嫁』(1962松竹大船) 番匠花嫁シリーズを完走、万感の思い。玩具問屋の息子・吉田輝雄を巡りSKD倍賞千恵子と京都から来た鰐淵晴子の恋の争いに、更に佐野周二や高峰三枝子らがこんがらがる妙味。東京・京都の瞬間移動を見よ! 閑話休題・・・・・・・・・・・☆ 意外な場所で番匠義彰の名前と出会う。石井妙子著「原節子の真実」を読んでいるとこのようにあって驚く。 原節子には四人の姉と二人の兄がいて、熊谷久虎と結婚した次姉の光代や映画カメラマンになった次兄・吉男は有名だが、節子のすぐ上の姉・律子は「原節子より美しい姉」と映画界でも評判が立ち、やがて番匠義彰に見初められ結婚した。 へえ、これは知らなかった!しかし、そののち離婚したとのこと。 ・・・・・・・・・・・・・☆ 今回の特集で上映された、その他の番匠義彰作品。 『新家庭問答』(1958年 松竹)出演:佐野周二、淡島千景、九条映子 これもニュープリント。持ち出しでこういう快 『素晴らしき十九才』(1959年 松竹)出演:津川雅彦、三井弘次、渡辺文雄 新人の九 『三羽烏三代記』 (1959年 松竹)出演:高橋貞二、佐田啓二、大木実 初代三羽烏上原謙・ 『橋』 (1959年 松竹)出演:笠智衆、福田公子、岡田茉莉子 岡田茉莉子の坂の途中にあるアパートとさまざまな東京の橋の光景が、全編に渡って最高のムードを醸す傑作。 『浮気のすすめ 女の裏窓』 (1960年 松竹)出演:伴淳三郎、山下洵一郎、岩下志麻 男の哀感をビターなペーソスで語る番匠の手練れの職人 湯島の老舗旅館の女将 『渦』 (1961年 松竹)出演:佐田啓二、岡田茉莉子 大メロドラマ!日本中、女はハンドバッグのように恋 『三人娘乾杯!』(1962年 松竹)出演:鰐淵晴子、岩下志麻、倍賞千恵子 五所平之助『伊豆の娘たち』では、飯田蝶子が妊娠するけど、この『三人娘乾杯』では、高橋とよが妊娠するんです! 『見上げてごらん夜の星を』(1963年 松竹)出演:坂本九、榊ひろみ 隣接する東京スタジアムから定時制の坂本九たちが野球をするグラウンドに 「愛と哀しみ 『明日の夢があふれてる』(1964年 松竹)出演:益田喜頓、鰐淵晴子、松山英太郎 これも一つ 『太陽を抱く女』 (1964年 松竹)出演:真理明美、沢村貞子、佐野周二 お手伝いさん映画の大傑作。この流れは番匠のテレビドラマ「風と樹と空と」に引き継がれる。 『さまざまの夜』 (1964年 松竹)出演:山形勲、沢村貞子、北林早苗 頑なに恋人・勝呂誉 『ウナ・セラ・ディ東京』(1965年 松竹)出演:鰐淵晴子、園井啓介 駐在中のNYのアパートから飛び降り自殺をした妻の遺骨を持ち帰 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆ それにしても、ラピュタ阿佐ヶ谷でいつも感心するのは、ほとんど 以前、ラピュタのスタッフに「これらのポスターは誰が提供してい
最後にひとこと。いつも貴重なポスターを提供していただき、あり #
by Tsukimoto_Natsumi
| 2022-05-21 12:10
| 映画
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2022年 04月 11日
3月31日 シネマヴェーラに映画を観に来たら、キノハウスの前にレオス・カラックスがいたので『アネット』のチラシにサインしていただきました!とても気軽にしてもらえたのが、なによりうれしかった。 4月1日 きょうもシネマヴェーラに映画を観に来たら、1階のカフェでレオス・カラックスが打ち合わせをしていて、いつの間にかサイン会みたくなってしまいました。 カラックスが打ち合わせしていた1階のカフェはかつてカラックスの愛犬テオから取ったカフェ テオという名のカフェでしたね。 4月3日 レオス・カラックス『アネット』ユーロスペース。 監督本人のGOによりスパークス、出演者登場の長廻しにもう上がる。けばけばしいスキャンダルやゴシップまみれの芸能週刊誌のようなスタンダップ・コメディアン、アダム・ドライバーとオペラ歌手、マリオン・コティヤールの熱愛と結婚。そうして生まれた娘・アネットの父親断罪のロックオペラ。 どうしても気になるアネットの左眉上の絆創膏。女性たちから湧き上がるMeTooのDV批難は、アダム・ドライバーに現在形として突き刺さる。 アネットの眉上の傷は愛と共に消えることはない。 4月10日 エドガー・ライト『スパークス・ブラザーズ』シネクイント。 素晴らしかった!スパークスとの付き合いは『キモノ・マイ・ハウス』から50年近く、ライトとは『ホット・ファズ』から十年余。この二つがドッキングしてこんな傑作が出来上がるとは。 活動歴50年のスパークスの膨大なフッテージを散りばめ見事に編集し捌きながら、あの人も!この人も!登場の巧みなインタビュー構成。さらに切り紙アニメや線アニメが、全体に統一されたデザイントーンを与える。音楽にからだでリズムを取りながら、もう途中から涙が止まりません。ジャック・タチやティム・バートンとの共同映画が頓挫して、三度目の正直。カラックス『アネット』に結実する最後で感涙!
☆ すっかりミーハーになってしまったわたしでした。 #
by Tsukimoto_Natsumi
| 2022-04-11 09:06
| 映画
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