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2009年 10月 15日
じつは最近土曜日の朝はTBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」をまた聴くようになってきている。しばらく前から番組は、永六輔の呂律がまわっていない、何をしゃべっているか聞き耳をたてないとわからないという事態になっているのはラジオファンなら周知のことだろう。僕もちょっとそこが心苦しくなって他局を聴いていたのだが、けっきょく元に戻ってしまった。
その辺のことを、昨日「大竹まこと ゴールデンラジオ!」で、オープニング早々からゲスト出演した伊集院光が大竹とともに語っていた。なかなかに内容意味深で、久々に大爆笑した「ラジオというもの」に関する「ラジオの達人」たちにしか語り得ない絶妙なトークだったので一部採録する。☆ 伊集院「うちの嫁さんが、『あなたはほんとう楽しそうにラジオに行く。ピクニックに行くみたいな顔をして、人殺しみたいなことを言う』」 ☆ これには伊集院のラジオ番組の本質を突いているようで思わず笑ってしまったが、すごいのはここからだ。 トークは大竹まこともよく聴いていたというTBSラジオの大人気番組だった『伊集院光 日曜日の秘密基地』の話題からTBSラジオで活躍するベテランのお歴々の話題になった。 ☆ 大竹「それは永六輔さんとか大沢悠里さんとか、そういった意味合い?」 伊集院「永六輔さん、神の域に今達しはじめている。永六輔さん(クックッ)。」 大竹「TBSは伊集院くんの番組とそれから永六輔さんは欠かせない…」 (二人ともなにか言いにくそうな話題に触れる気配) 伊集院「もう言いましょうよ。永さんはたまに言葉を超えて音波になっているんだけど、あの音波を聴かないと、私の一日は気がすまない、終わらないという人がいっぱいいるんだと」 大竹「ラジオで言葉が命なのに、言葉なんかいらないんだから」 伊集院「そう、永さんが辞めた日にラジオを棄てる人がいっぱいいると思うよ、ホントに。永さんが辞めてから、つぎ電池が切れたらもう電池を買いに行かないというじいちゃんばあちゃんがいると思うよ」 大竹「永さんしゃべれなくなって、杖ついて歩いていて、永さんに何か質問した時に、杖でマイクを、イエスは一回、ノーは二回叩くだけで、俺は永六輔支持するもん」 伊集院「あの域にあるためには、俺たちまだ何も持ってないぜって言う…」 大竹「いまもう小鳥の囀り見たく聞こえるしね。俺はウグイスかって思ったもん」 伊集院「大竹さん、今のには美しいって意味も入ってますよね」 大竹「悪口じゃないって、ほんとうに思うよ」 伊集院「あれを聴くとAMラジオはちゃんと時計でなきゃいけないし、習慣でなきゃいけないし。何があろうと、あの人の声聴かないとって感じになるには(まだ私には)何かやっぱ足りない。ぜんぜん足りないよ」 (以下、深夜ラジオのこと「コサキンDEワァオ!」のことなどにも触れ、その話も興味深かった) ☆ (小島慶子が「キラ☆キラ」で言っていたように)永六輔はだんだん白くなって透明に近づいている。(さらに私が蛇足ながら付け加えると)そうして永さんはその骨まで白く白く透明になり、やがてエーテルのように空気中に溶け出して、電波の中に漂う「ラジオの神様」になってしまう気さえする。 土曜の朝は「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」からはじまり、永六輔と久米宏のクロストークを経て午後の「久米宏 ラジオなんですけど」そして「宮川賢 パカパカ行進曲」を聴き終え夕方に至る。保守的かもしれないが私のようなラジオファンにとって、それがどこか永遠の休日を思わせる黄金のルーティーンなのである。 このやり取り、先ほどポッドキャスティングで聴きました。 ここ最近、永六輔御大の衰えが顕著になってきて私も心配していたところです。 大竹・伊集院のふたりがその件について永六輔をイジるのを聴いていると、可笑しくも、どこか感動的でもありました。 ブロガーの中には「永六輔はもう辞めたほうがいいのではないか?」と書いているかたも少なくないですが、大竹・伊集院両氏のように他者を肯定する感じが、なんともラジオっぽくて私は好きです。 マイクの前で大往生して頂きたいものです。 月本様 僕はどうしても月曜深夜の伊集院光のプログラムは、うっとうしい笑い声が気に入らなくて、一度聴いただけなのですか、こんな放送が有ったとは知りませんでした。早速今晩にでもポッドキャストで聴いてみようと思います。そういえばいつだか東京出張時に朝の永六輔さんのプログラムを聴いた時に、「誰か代わりに出てるのか?」と思うほどの変わり具合に愕然としましたっけ。永六輔さんは高校時代に聴いた「六輔七転八倒」が本当に面白くて、毎週テープに録音して聴き直していた記憶が蘇ります。 MasaruS 様。 同時多発的内容の投稿でしたね。 そちらの記事もおもしろく読ませていただきました。 大竹・伊集院のこのトークは今年のベスト5に入るいいトークでしたね。 「伊集院光 深夜の馬鹿力」のやたらに連発する甲高い笑い声は構成作家のものですね。僕もあまり好きじゃありません。 以前にも書いた気がするのですが、あれは高田文夫を勘違いしている例ですね。 最近は永六輔のした歌謡曲やラジオの仕事を知らない人が多く、時代だからしようがないのか、ちょっと、いやかなり残念です。 はじめまして、TBSラジオを中心に聴いている、ラジオ好きの男です。 しょっぱなからの伊集院×大竹トーク、化学反応が起きましたね! 伊集院光が『初心に戻ってリポーターをやりたい』といっていました。是非、リポーターやってもらいたいです!! ライトな毒蝮三太夫っぽい感じで。 昼間は商店街のおじちゃんおばちゃんを相手に、ライトな毒蝮。そして夜は、妄言暴言を吐く伊集院光。暫くはこんな伊集院光を望みます。 はじめまして。 大竹まことさんの番組って最近、偶然ですが赤坂がらみのゲストが多いですね。今日は森山良子さんでしたし。小木さんのことやら、森山さんのボケっぷりやら、赤坂のことも少し触れてました。 普段は営業中には小島女史を聴くのですが、大竹さんのが落ち着く。テリーさんは混信するので。 こんばんは、光助さん、コメントありがとうございます。 TBSラジオ・ファンですか? 僕もおおむねTBSラジオです。 (ただし、朝9時から昼から夕方は聴けないので、毒蝮三太夫・ミュージックプレゼントは最近はほとんど聴いたことがないんです。) 昨夜の「深夜の馬鹿力」でもこのトークのことに触れていましたね。 こんばんは、ななこさん。 僕も森山良子さん好きですよ。昨日のメインディッシュも楽しかったですね。 そうか、テリーさんの番組は一度も聴いたことがないというか、考えてみたこともなかったです。 「ラジオビバリー昼ズ」はポッドキャストでときどき聴くんですが… 基本あんまり芸能っぽくないのがいいなあ。 ようやくこのポッドキャストを聴くことが出来ました。一番印象に残ったのは、伊集院氏が深夜番組についてコメントした件です。深夜枠に対する危機感と言うのは、おそらく「サイキック」とは無縁ではないでしょうし、もちろん小堺・関根コンビのことも踏まえているのでしょうが、こういう番組の中でそのような発言をすると言うのは、ラジオ自体が相当の所に来ているのではないかと想像してしまいした。いずれにせよ、相当キツい所にきているのでしょうね。 ああ、それ僕も感じましたよ。 どこかに深夜番組もそう長くは続かないだろうという思いがありましたよね。 伊集院の夜の番組を数回聴きましたが、全く付いていけませんでした・・・。 土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界、一度聞いてみたいですねぇ・・・。 久米の番組は岡山でチェックしているのですが・・・。 僕も「伊集院光の深夜の馬鹿力」はこれまで数回しか聴いたことがありません。たしかに最初のうちは、あまりおもしろいと思わなかったです。でも、最近はだいぶ聴き慣れてきたせいか、伊集院の語りはかなり乱暴に練れたブーツィー・コリンズのベースのように思えてきました。
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