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2004年 08月 10日
さて、以前から声をかけられていて、ずっとためらっていた知り合いの新宿はゴールデン街にオープンした店に先週、金曜日の夜に友人と二人で、自転車で行った。 友人いわく、「普段は閑散としてるのに、今日は混んでますね」という言葉の通り、せまいスペースながら、まあ次々にお客は訪れる。それに場所も場所だし、この店を開いたKさんも、映像業界の人なので、そちらの方面のお客が多い。ただ、最近、演劇をやっている女性を雇ったので、そちらの知り合いなのか、ゴールデン街にしては珍しく20代のかわいい女性客も来ていた。しかし、相変わらずの困りものは、人の話にすぐ論争を喧嘩腰にふっかけてくるバカがいることで、この日もM学院大学で教えているという、わたしなんかより5歳以上は若いバカ先生が、韓国映画のことで、同行した私の友人に口を挟み、あれこれ声高に批判をはじめた。私は、その職業がなんであろうと、こういう輩が嫌いである。たしかにゴールデン街とは、映画関係者も多く、そういう場所だったのかもしれないが、だいたい因縁の付け方がガキであり本当に青い。どうも、そのバカはY田I彦の関係で、その大学で教えているらしく、だから韓国映画に意味もなくうるさいのかと思ったりもしたが、私の大学時代すっとゼミの担任だった学部長になられたI谷先生の書記もやっているらしく、最近ここは芸術学科というのを大学院に立ち上げたので、たまにはI先生を訪ねてみたいなんて秘かに思っていた矢先のことで、やおらこいつをぶん殴り店からつまみ出しことはやめたが、店にとっては客でも、同じ客にとっては迷惑な論争蠅でしかない。 日曜日には、谷中のスペース小倉屋というもと質屋だった店を改造してつくったギャラリーに行った。 (下記写真) 友人が秋のアートリンクというここいら周辺の美術館やギャラリースペースが一体となって催すイベントにあわせて、ここで個展を開くので、私もここの一室を使って作品を出さないかというのだ。 今、私は正直申し上げて「〆切のない」映像作家である。 だから、ある意味作家ではないのかもしれないが、映像の仕事でなんとか食べてはいる。だからおおいに迷っているのだが、たまにはこういうこともいいかと、その気になりつつある。
by tsukimoto_natsumi
| 2004-08-10 12:04
| 日記or備忘録
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