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2009年 02月 01日
「半田健人のオールナイトニッポン」が今年の1月10日土曜日(25:00〜27:00)からはじまった。
半田健人の顔と名前が初めて一致したのは『さんまのスーパーからくりTV』内での「サザエオールスターズ」のベース担当メンバーとして登場したときのことだ。 オーディションで加入してきた新メンバーにかならず「かの阿久悠先生はこうおっしゃった…」と神妙に(?)格言のように叱咤するのがおかしくて、「この人って、いったい何者なんだろう?」と思わず調べてしまったのである。 オールナイトニッポンHPのプロフィールにはこう書かれてる。 ☆ 半田健人(はんだ・けんと) 1984年生まれ、兵庫県出身。俳優、タレント、歌手、コラムニスト。趣味は高層ビル鑑賞と昭和歌謡のレコード収集。特技は楽器演奏、絵画、うんちく。昭和マニアぶりはタモリをも驚かせるほど。 ☆ なるほど、Wikipediaによると「タモリ倶楽部」にこれまで何度も出演し、高層ビルマニアや昭和歌謡マニアとしてタモリたち出演者を圧倒させたのだという。 そして私を驚愕させたのが、YouTubeで発見したこの映像である。 普段ヘッドフォンで歌謡曲の編曲を楽しむという半田が、ザ・ニューブリードと東京放送管弦楽団でピンク・レディの『サウスポー』(作詞:阿久悠、作・編曲:都倉俊一)のフルオーケストラ・アレンジの持つ魅力を徹底的に解体・分析し、実況解説していくのである。(この番組は阿久悠の最後のテレビ出演となった2007年、NHKの「通(つう)」という番組であるらしい) 最初、半田のヘッドフォンで歌謡曲を聴くというやり方に批判的だった阿久悠を「やるな小僧!気に入ったぜ。これなら科学者の聴き方だ」とみごと唸らせたのだ。 また半田健人は同番組で、ペドロ&カプリシャスの『ジョニィへの伝言』(作詞:阿久悠、作・編曲:都倉俊一)の歌詞の魅力をこう解説し、ここでも思わず阿久悠をにんまりとさせてしまっている。 おそるべし!半田健人!! この翌年、阿久悠は急逝してしまっているので、この半田のすばらしい解説は、けっきょく阿久悠へのいい供養になってしまった感さえある。 話がいささか逸れてしまったが、その「半田健人のオールナイトニッポン」が今年からはじまり、昨夜で第4回目を迎えた。(途中からしか聴くことができなかったのが、たいへん残念!) 第一回目から第三回目くらいまでは、全体にしゃべりは落ち着いた感じで、悪くはなかった。しかし内容は今ひとつ半田健人の個性や趣味を活かし切れていない感は否めなかった。番組制作サイドとしても、彼のマニアックぶりをあえて前面に出さず、今後どう展開したらいいのか若干考えあぐねていたのだろう。 番組全体のコンセプトを「知識欲」としながら、第一回が「デンワ」二回目が「カレー」三回目が「お風呂」と当たり障りのないテーマで、そのテーマになっている「モノ」がどのように世に出たかそのなりたちをミニドラマ風に紹介する「チョイ河ドラマ」という昔フジテレビでやっていた「カノッサの屈辱」のようなコーナーや、そのテーマにまつわる曲、リスナーとのメールや電話で番組を構成。半田の好きな昭和歌謡も一曲程度で、その蘊蓄も含め意外と薄目、少なめである。これに半田ファンは、かなり物足りなさを感じたのではないだろうか。 ところが、はじめてのゲストに元イエモンの(たぶん初対面の)吉井和哉を迎えた昨夜のオールナイトニッポンは、これまでの放送の中で最高の出来映えだった。テーマが「ビル」、半田健人の得意技である。 そして吉井和哉とのトークも、吉井がリクエストしたピンク・レディの「WANTED!」あたりから和気あいあい、すっかり意気投合。歌謡曲好きの二人の見解として、いちばん好きな作曲家は都倉俊一。「僕はアレンジャーになりたかったんですよ。僕は都倉さんの弦アレンジに夢中で、歌無視でオケばかり聴いていた」の半田発言や、テーマつながりでかけた野口五郎『19:00の街』で、「この作曲って筒美京平でしょ?筒美作品っていつもどこかケミカルな臭いがするんだよね」という吉井和哉の発言には大笑いしてしまった。(吉井さん、さすがうまいこというなあ!) 今後も、この番組は誰か半田と息の合いそうなゲストを呼んでの構成・展開にしてほしいと切に思ってしまった。楽しみにしています。 それにしても「オールナイトニッポン」ってCM数が多くて長いです。 参考:「半田健人のオールナイトニッポン」公式サイト 追記: なぜ「サザエオールスターズ」で担当楽器がベースなのか?彼の公式サイト、半田健人「俺の聴きかた」を読んで、ああ納得がいきました。歌謡曲マニア必読のサイトですね。(ほとほと感心してしまう人です!)
by tsukimoto_natsumi
| 2009-02-01 09:14
| ラジオ
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Comments(2)
Commented
by
(Y)
at 2009-02-01 13:37
x
月本様 こんにちは。いやー、良いものを紹介してもらいました! 自分が歌謡曲の何に惹かれて、何を聴いていたのか、映し鏡のように見えてきました。しかしリンクされた二つ目のYouTubeに出て来た玉置宏さんって凄いなあ…。思えば僕らの世代は子供の頃毎週日曜の昼に、『ロッテ歌のアルバム』で正しい歌謡曲の聴き方のレクチャーを受け続けて来たようなものですね。うーん、これから色々と考えてみることにします(笑)。ほんと、ありがとうございました。
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Commented
by
tsukimoto_natsumi at 2009-02-01 18:54
こんばんは。僕が歌謡曲のアレンジにはじめて関心を持ったのは、すぎやまこういちさんのつくったタイガースの曲頃からなんです。GSサウンドなのに、クラシックのような美しいストリングス・アレンジが施されている。
そこから、半田さんのような編曲部分にもずいぶん関心を持つようになりました。 それと、たしかに玉置宏さん。イントロからジャストで歌に引き継ぐ、イマジネーションをかき立てる前説は、今思えば「歌謡曲」の勉強になった気がします。
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