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2008年 12月 07日
久しぶりに自由が丘に赴く。大学時代の後半、奥沢に住んでいたので、オカジュウって言っていたくらい自由が丘には詳しい…と思っていた。
ところがさんざん道に迷いに迷って、やっと世田谷美術館分館・宮本三郎記念美術館にたどり着いた。(やはり自由が丘ってややこしい街だ。) 昨日から開催中の「画家の書棚に見る 昭和アート・ブック史 宮本三郎文庫より」 着いてすぐ展示を巡るうちにもう涙ぼうぼうなのである。 ☆ 本展覧会は、宮本三郎が生前に所有していた数千冊に及ぶ書籍ー「宮本三郎文庫」から三百冊余を展示することによって、宮本三郎の装丁や挿絵などの仕事を概観することは勿論、そのインスピレーションの源泉を書籍に探り、同時代の絵画作品との関連を考察、さらには同時代の他の画家たちの書籍の仕事をも回顧し、その当時の美術と書籍の関わりを明らかにしよううと試みるものです。 ☆ 展示は宮本三郎の絵画と並んで、およそ七つのコーナーからなっている。 宮本三郎の装丁・表紙絵 獅子文六、石坂洋次郎、林芙美子、大佛次郎…当時映画化されるなどして好評を博していた小説の挿絵を宮本三郎は担当しています。そこには卓越したデッサン力を余すことなく発揮した装丁もあれば、絵画には見受けられない叙情的な表現もあります。また技法にも油彩画にとらわれず、軽妙にパステル画や鉛筆を用いて描いたものなど、絵画にはない幅広い表現が展開されています。 (あまりに感動…言うことなし) 宮本三郎の寄稿 単行本こそ多くはないものの、彼は二紀会理事という立場や、広く知られるところの女性を得意とした画風が知られていることから、多くの展覧会評やインタビュー、技法の解説、はたまた当時の女性像やファッションへのコメントを残しています。 宮本三郎の表紙絵 宮本三郎の数多く残した雑誌の表紙たち。これらは有名女優を描いたものもあれば一般的な風景画を残したものもあり、また扉絵や目次絵を描くタッチには、彼の得意とする油彩画とは異なる意匠的な要素が見受けられます。 (「週刊朝日」「サンデー毎日」「主婦乃友」「婦人公論」「文藝」など、どれもすばらしい!) 児童向け書籍 ここでは、宮本三郎が装丁を担当した教科書や児童書、それと合わせて他の作家の児童書を展示。後者の中には自らの子どもに読み聞かせただろうものも含まれていますが、そうした書籍の中にも小磯良平や難波田龍起、中川一政など名だたる当時の美術家が参加していた。 (ああ、もう…涙が) 宮本三郎の蔵書 ここからはボーダーレスに様々な書籍を紹介。当時の大衆小説のシリーズには錚々たる作家が関わり、美術書、理論書、海外の文庫に地元の機関誌や愛好誌、大判の写真集や海外の書籍など無数の書籍が宮本三郎の書斎を彩っていた事実を偲ばせます。 (とまりません…) それにしても、宮本三郎以外にも、吉岡実、堀内誠一、平野甲賀、菊池信義などなど、なぜ私はこうも装幀家、ブック・デザイナーたちの仕事が好きなんだろう? やはり本は宇宙の箱(入れ物)である。 今週もドラマ『スキャンダル』すごくいいです。ああ、やっぱり…ね。 毎週気になる桃井かおりのTシャツ、今週はRAMONESできめている! 「薔薇姫の森」にもコメント殺到。 (右:宮本三郎「踊り子」)
by tsukimoto_natsumi
| 2008-12-07 22:00
| 日記or備忘録
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