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2008年 01月 20日
それでも、まあ何とか書いてみようかと思う。
一昨年の10月に、私は住む場所をなくし、どうしようもなくなり、友人の女性の亀戸にあるマンションの一室に、ありがたくも住まわせてもらったことは、以前にも書いた。一件、数万円しかならない単発仕事や、時に日雇いのペンキ塗り、絵画教室のクロッキーのモデルなどの仕事をしながら、なんとか糊口をしのいで暮らし続けたわけだ。いつまでも、その住処に、なし崩しでだらだらしてもいけないように、期限を半年に申し合わせ、昨年3月末にそこを出ていく約束も交わしていた。 とは言え、仕事だって、そんなにしょっちゅうあるはずもなく、なんにもすることなない暇な日々も多い。 まあ、そういうどうしようもない日だって、日がなふてくされているわけにもいかない。そりゃ、本だって読みたいし、音楽も聴きたい。そこで、向かったのが無料でそれらを借りられる図書館である。そういうわけで、本はいい。ところが音楽はそうはいかない。だいたい、図書館のCDコーナーに行って、その魅力に捕らわれる人ってまず、いないのではなかろうか? ロックやJ-POPのコーナーなどあるにはあるが、第一に数が少ない。それも、だいたいほとんど聴いたことあるものや、興味のわかないもの、またはベスト盤だらけの、(私にとっては無味乾燥にしか見えない)場所なのだ。そこで、公立図書館らしく、それらのポップスやロックなどより、圧倒的に量が多い、クラシックのコーナーにそのうち眼を向けるようになった。とは言え、図書館のクラシック・コーナーはほとんど作曲家別にしか、CDは並んではいない。それでも、最初のうちは、バッハ、ベートーヴェン、モーツァルトなどの分類から、何がよいのかもまったくわからずに適当に借りまくって行ったのである。まるで、雲でも掴む思いとは、このことである。 そのうち、私は仕事でよく通っていた中野中央図書館が、そういえばクラシックの在庫量が豊富だったことを思いだし、地元の図書館から、こちらにも脚を向けた。 中野中央図書館のいいところは、基本的に作曲家別にコーナーを分けながらも、それをさらに交響曲・協奏曲・独奏曲・歌劇・その他などに割と丁寧に区分していることだ。 そこで、グールドはもとより、クレーメル、アルゲリッチ、ロストロポーヴィチ、マイスキー等々と芋づる式に再会・遭遇していくことになったわけである。しかも、ディーリアスの各種アルバムまで、揃っているのも驚いたものだった。 で、こうして改めて聴き直したり、新しく聞き込んでいくと、これまでにない再発見や新発見があって、じつにいいのである。めんどうなライナー・ノートなど読まなくても、それぞれの作曲家や演奏家の連綿たるつながりや友好というものもじょじょに理解できていく。 こうして、私は図書館に返却する前に、そのCD評をこのブログに残すようになった次第。 最後に、年末のクリスマスにも近いある時期に、これらの中から、心底じわーっと感動した「孤高」「至高」とも言えるアルバムを一枚紹介しておこうと思う。 それは、アルヴォ・ペルトの『テ・デウム』(1985)。このアルバムは、かつても、ここですこし書いた気がするが、イヴの時期に聴き直し、その夜の静寂より、さらに静寂(しじま)なこのアルバムの、不意打ちのすばらしさに言葉にならない感動を覚えたのだった。 かなり大雑把な話にはしょってしまったが、まあこういうこのなのである。
by tsukimoto_natsumi
| 2008-01-20 18:05
| Music
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Comments(2)
うちの近所の図書館はロックや日本のポップのCDが豊富でとても便利でした。図書館って個性がありますね
0
Commented
by
tsukimoto_natsumi at 2008-01-22 07:08
それって、うらやましい。たぶん、図書館の司書とかが、予算内で(それも館によって違うんでしょうが)買うものを申請して決まることで傾向が出るんでしょうね。(当たり前か)
ちなみに、中野中央図書館はその週の「お奨め」特集コーナーって棚をつくって、CDショップみたいなことしてますね。
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