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2007年 09月 09日
昼間から、ひさしぶりにラジオをつけている。外は、また夏が舞い戻ってきたような暑さの気配。日差し眩しくカーテンを閉じる。外に出る気がしない。以前は、よくFMをかけながら仕事をしていたものだ。日曜の午後は、東京FMで、松任谷由実『Sweet Discovery』から山下達郎『Sunday Song Book』のプログラム。まだやっているんですね☆長寿番組です。ユーミン、今日の番組テーマは「ガールフレンド」。ユーミンは、女同士の究極のガールフレンド関係は母娘だという。ゴールディ・ホーンとケイト・ハドソン、ジェーン・バーキンとシャルロット・ゲンズブール、藤圭子と宇多田ヒカルなどの例を出す。
しばらく、ゴールディ・ホーンとケイト・ハドソンが親子だなんて知らなかった。『あの頃ペニー・レインと』(2000年 監督:キャメロン・クロウ)を観て、ケイト・ハドソンに一目惚れ。そのことを知り合いに話したら、ゴールディ・ホーンの娘だよって教えてくれ、よけいにこの映画が好きになった。ゴールディは中学の頃『サボテンの花』(1969年 監督:ジーン・サックス 出演:ウォルター・マッソー )という映画で、主役のイングリッド・バーグマンを押しのけるかわいさで大ファンになった。 山下達郎のしゃべりは、あいかわらず落語家のようにくだけている。リクエストをはがきだけでやっているのは、自分の番組とNHKくらいしかないのではないかと言ったのには、思わず苦笑してしまった。これから、e-mailでのリクエストも受け付けようか迷っているらしく、その件での意見をリスナーにはがきで募集するって、またしても苦笑。 (左:『サボテンの花』右:『あの頃ペニー・レインと』) 先日、クラムボンさんのブログにウィルマ・ゴイクの『花のささやき』についての記事がアップされたおり、コメント欄に「どこまでも陽気ななかに、ちらっと切ない甘さが混じる名曲」と自分で書き込んだものの、どうも、この曲のメロディが、出てきそうで、出てこないことにちょっと苛ついてしまった。 イタリアン・ポップスに関心がいった時期があり、カテリーナ・ヴァレンテという歌手(今では知る人も少ないだろう、ザ・ピーナッツが彼女の曲を多くカバーした。正確にはイタリアンではない)や、サンレモ音楽祭受賞曲集なんていうアルバムをよく聴いていた。そのサンレモCDの中で、いちばんのお気に入りが、ウィルマ・ゴイクの『花のささやき』だった。 日本でこうしたイタリアン・ポップスやカンツォーネ、フレンチ・ポップスといった欧州ポップスのカバーが流行ったのは、おそらく'60年代前半から半ばくらいのことだったのではないだろうか。そして、その日本での代表選手というのが、ザ・ピーナッツや中尾ミエ、伊東ゆかりを抱える渡辺プロのシンガーたちだった気がする。当時、渡辺プロは、ザ・ピーナッツで欧州進出を狙っていたらしい。それまで、今ではオールディーズなどと呼ばれるアメリカン・ポップスをカバーする日本人シンガーは数多くいたが、このイタリアン・ポップスというのは、日本人には耳新しく同時に何か親近感というものを与えたのではないかという推論が、私にはある。60年代の前半は、私の年齢だと幼稚園から小学生低学年まで。それは、だいたい1964年の東京オリンピックの頃まで。 その頃、家族で海水浴によく行った。海辺のラジオや海の家のメガフォンからは、そうした曲がひっきりなしにかかっていて、当時の海水浴場は、現在よりずっと陽気だった印象がある。そうした中でいちばん記憶に残っている海辺の曲は『恋のバカンス』(1963年)である。 そうそう『花のささやき』の話だった。なかなか、この曲のメロディが思い出せず、図書館で伊東ゆかりの同曲のカバーが収録されている『青春POPS '50〜'60 可愛い花』というオムニバス盤を借りた。(それにしても、ひどいタイトルの付け方、おまけにライナーには収録曲の発表年すらない!) 曲目リスト 1. 可愛い花(ザ・ピーナッツ) 2. 情熱の花(ザ・ピーナッツ) 3. 月影のナポリ(ザ・ピーナッツ) 4. 月影のキューバ(ザ・ピーナッツ) 5. コーヒー・ルンバ(ザ・ピーナッツ) 6. スク・スク(ザ・ピーナッツ) 7. 悲しき60才(ムスターファ)(坂本九,ダニー飯尾とパラダイスキング) 8. メロンの気持ち(青山ヨシオとクールラティーノス) 9. 24000回のキッス(藤木孝) 10. サンライト・ツイスト(ゴーカート・ツイスト)(木の実ナナ) 11. そよ風にのって(伊東ゆかり) 12. 夢見るシャンソン人形(ミッチー・サハラ) 13. ブーベの恋人(ザ・ピーナッツ) 14. 夕焼けのトランペット(ザ・ピーナッツ) 15. ルナ・ナポリターナ(夢のナポリターノ)(ザ・ピーナッツ) 16. アイドルを探せ(ザ・ピーナッツ) 17. 花のささやき(伊東ゆかり) 18. ナポリは恋人(伊東ゆかり) 19. 砂に消えた涙(伊東ゆかり) 20. 君に涙とほほえみを(布施明) それで、やっと『花のささやき』のメロディを思い出した。そうなのだった!この曲、出だしがマイナーではじまり、サビでメジャー(長調)となるという、当時では割と珍しい曲調だったので、すごく好きだったのだった。だから、自分の書いたコメントに疑問を持ってしまっていた。「どこまでも陽気ななかに、ちらっと切ない甘さが混じる名曲。」は正確に言うと「切ない甘さが、やがてどこまでもの陽気さでくるまれてしまう名曲」なのでした。
by tsukimoto_natsumi
| 2007-09-09 15:36
| 日記or備忘録
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Comments(2)
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by
s_numabe at 2007-09-11 12:35
ウィルマ・ゴイクの『花のささやき In un fiore』(1966)は佳曲ですよね。前年の『花咲く丘に涙して』ともども、サンレモ音楽祭入賞曲でした。伊東ゆかりのカヴァーがあったのは知らなかったな。
それにしても上のオムニバス盤は懐かしさの極み…。『そよ風にのって Dans le même wagon』(1965)も爽やかな名曲ですね。これはキュートなパリジエンヌ、マージョリー・ノエルのヒット曲。彼女は日本語ヴァージョンでも唄ってましたっけ。 四十年以上も昔の中学生時代、まだロックが揺籃期だったので、ビートルズもローリング・ストーンズも、シャンソンもカンツォーネも映画音楽も、ひとしなみに横並びでヒットしてました。Those were the days!
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by
tsukimoto_natsumi at 2007-09-11 19:08
そうでしたね、ヒット・チャートの中に、おまけにイージー・リスニングまで入っていて、よく頭の中が????くらいになったのを思いだします。
numabeさんにも、そういう時期がったんですね! やあ、安心しました。
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