昨夜、9時過ぎに駅に着くと、かなりの強風で、風に何度か傘をさらわれそうになりながら、びしょぬれになって帰宅した。
昨日、二人の人間の死去を知った。
ひとりは、ルチアーノ・パヴァロッティ。80年代によく聴いた。さまざまな方がお書きになっているようなので、ここではこれ以上書かない。
もうひとりは、映画監督の佐藤真さんである。
『阿賀に生きる』(1992年)という映画を、六本木にあったシネ・ヴィヴァンで観た。
川に生きる阿賀の人々の日常を、やさしく綴ったいい映画だった。
とくに、船大工の逸話には感動したものだ。
佐藤監督の死去は、すこし痛々しい。まだ、49歳という若い年齢でもあり、自分の歳にも近いだけに、その突然の死が悔やまれる。
ふたりのアーティストに、こころからご冥福をお祈りします。