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2007年 07月 01日
辺見マリ 『ベスト・アルバム』(1994)
わたくし、辺見マリさんが意外と好きなんです。辺見マリさんって言うと、すぐ♪やめて〜愛してないなら♪の「うっふん」セクシー歌謡とか言われてしまいますが、ぜんぜん、そうは思わないんです。だって、いちばん好きな曲は『ダニエル・モナムール』(作詞:安井かずみ・作曲:村井邦彦)なんですから。ZUZUの詞も、村井さんの曲もとてもチャーミングです。 ♪DANIEL MON CHERI やさしいだけじゃだめよ わたしにだけ もえるような 愛がほしいのよ 彼女の魅力は、存外カラッとちゃきちゃきしたところにありますね。 ヒデとロザンナ 『追想』(1977) ヒデとロザンナも大好きなシンガーです。このアルバムの出色は、なんと言っても、ユーミンが歌詞を提供している『追想』(作詞:松任谷由実、作曲:出門英、編曲:東海林修)と『心を許して』が入っていることです。ユーミンもヒデ・ロザ好きだったっんですね☆ もちろん、話題になった関口宏さん作詞の『星の砂』も入っています。 しかし、それ以上にファンにとって魅力的なのは、「ヒデとロザンナ・メドレー」でしょう。『愛の奇跡』からはじまり『愛の架け橋』〜『ローマの奇跡』〜『愛は傷つきやすく』『粋なうわさ』〜『真夜中のボサノバ』『愛情物語』とつなぎ、ふたたび『愛は傷つきやすく』で閉じるメドレーです。 ちなみに、『粋なうわさ』(作詞:橋本淳、作曲:筒美京平)はわが歌謡曲ベスト10の上位にぜったいに入る名曲中の名曲です。 ザ・ローリング・ストーンズ『ベガーズ・バンケット』(1968) おなじみの『悪魔を憐れむ歌』や『ストリート・ファイティングマン』が収録されておりますが、個人的にはその後の南部スワンプ路線につながるような『放蕩むすこ』『ストレイ・キャット・ブルース』『ファクトリー・ガール」『血の塩』(この曲いいですね!カントリー+ゴスペル調で、“Let It Bleed”の『無情の世界』に通じるものがあります。)が好きなんですね。 カヴァーも、後で本来予定していた右のトイレの落書き写真に差し変わったようですが、発売時の左上カヴァーの方が、どちらかというと好きです。いずれにせよ、これは名盤! そして最後に、わたくしが自分のテーマにしている曲をご紹介いたします。 『笑い猫の歌』です。譜面をお付けしておきます。 ときはいま いまはむかし むかしはきょうのものがたり ふしぎな ふしぎな 謎の猫 わたしは愛の笑い猫 こころのなかに あるという 誰も知らない ひみつの扉 トントントンと たたくよに 道ゆくひとに なぞかけて とけない愛の ナンジャラホイ あなたの 夢の 開かずの窓を トントンカラリと あけましょう お、今『N響アワー』でやっている尾高忠明指揮のブルックナー「交響曲 第8番ハ短調」いいですねぇ。 あ、その後さらに『ETV特集 「言葉で奏でる音楽」吉田秀和の軌跡<カラヤン・グールド・ホロビッツ名演奏を書き綴って60年…>』か、へえ!続けて見てしまおう。
by tsukimoto_natsumi
| 2007-07-01 20:56
| Music
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