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2004年 07月 01日
事故にあって重傷をおって以来、ずっと療養を続けていたマンガ家の岡崎京子さんの具合がだいぶよくなってきていることを最近知り、そのことを心から喜んでいる。
岡崎京子こそは、80年代に登場したもっとも才能のあるマンガ家であり、その作風は、鋭く時代を映し出す鏡かと思えば、ときに向田邦子の家庭劇のような品格を併せ持っている。 その当時から、きたる21世紀、つまり「現在」(いま)を予感させる作品をたくさん書いていた。 わたしは、彼女のことを直接知っているわけではないが、わたしの80年代のなかで、いちばんよく偶然見かけた有名人(?)だった。 いつも彼女を見かけるのは、きまって映画館である。まあ、彼女の映画好きは、彼女の作品からもよくうかがえるので、なにも不思議な話ではないし、特にJ=L・ゴダールに関する作品もあったりするので、自分の映画好みとかなり近いと思われるから、そうした映画は当時はやりはじめていたミニシアターでの単館上映だから、たとえば、今では懐かしい気分さえする六本木のシネ・ヴィヴァンといった場所で出会うのもおかしくはない。 それにしても、行く映画、行く映画であまりによくみかけたものだから、よけいに彼女の作品に親近感を覚え、その見かけも、いかにも東京生まれの街っ子といったセンスいいおしゃれさんで(洋服や身につけるものに、それほどお金をかけてる気配はないが、 彼女のちょっと華奢なルックスにとても似合うものをいつも着ていた)あの時代の中、彼女は宝石のように輝き、わたしたちの気分といつも共鳴していた。 それと同時に、どこか楚々とした雰囲気を醸し出しているところも好きで、当時(今でも)、現在最高の作家だとひそかに思っている。 なのに、あの不慮の事故である。復帰はありえないくらい重傷だという。うちの近所の出来事でもあったので、とても悲しく残念な思いを抱いた。彼女の新作と、もう出会うことはないのかと。 だからこのニュースは、かすかな春の訪れにも似たうれしい知らせなのだ。 最近、彼女の小説を買った。 うん、よかった。
by tsukimoto_natsumi
| 2004-07-01 22:14
| マンガ
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