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2006年 10月 31日
ある時期のジャン・コクトーやレイモン・ラディケ、そしてアルチュール・ランボーといった詩人の作品、あるいはノヴァーリスといったロマン派の作品のように、反時代的というか時代性なんかを無視して、不意に脈絡ない場所や時間に現れる「映画」というものがある。(もちろん、そう見えるだけで、じっさいは違ったりもするのだが…)
この『Ecole エコール』という映画も、いかにも、そんなうしろめたさや退行的な気分をひめている匂いがとてもする。 題名が、まずよい。 映画館とは、何人もの人間が集いながらも、ひとりで画面を楽しむ装置そのものだし、なにより、映画とは、ひとりだけの学校「エコール」そのものではないか。 そう、だからわたしたちは、週末なんて時間を使ってデートで観るより、平日の空気の中で息をひそめて、ひとりその画面で起きている何事かを、ただみつめる贅沢さを享受しよう。 たまには忘れかけたギムナジゥムやメリーベルのことを思い起こしてもいい。 はたまた、四谷シモンのことでもいいし、ポール・デルヴォーといった雰囲気にもあっている。 シュナーベルの学校のことも、すこしばかり想起したが、まぁ牧美也子のバレエマンガでもかまいはしない。しかしそれをイノセントと呼んでいいかどうか?未見ゆえに、わからない。 だが、ヤン・シュワイクマイルの映画のように、どこかで誰かに大切にされる続ける映画には違いなさそうだ 。そんなファンで、劇場は濃い匂いでつつまれ混みそうである。
by tsukimoto_natsumi
| 2006-10-31 02:17
| 映画
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