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2014年 03月 15日
先週、土曜日から新文芸坐では「有馬稲子と十八人の監督たち」が、シネマヴェーラ渋谷では「日本のオジサマ 山村聰の世界」がはじまった。
その他、ラピュタ阿佐ヶ谷では「AVANTGARDE百花繚乱 挑発:ATGの時代」、フィルムセンターでは「よみがえる日本映画vol.7[松竹篇]」、神保町シアターでは「ゴジラ映画総進撃」、早稲田松竹では「相米慎二特集」と、春もまだというのに日本映画特集が百花繚乱状態。旧作日本映画ファンには目の眩むような日々。 この「有馬稲子と十八人の監督たち」のチラシの内ページをを見ていただきたい。 あまりにすばらし過ぎて日々通いたくもなろうというものだ。ところが、平日には映画が観られず、休日のみを映画鑑賞に充てているわたしにとっては悔しい日々になってしまっている。名画座であらためて千葉泰樹や中村登の映画のすばらしさを発見したわたしのようなファンにとっては、彼らの映画がほぼ平日上映になってしまっているのが、なんとも悔しい。 ☆ そんな先週、土日のことを書いておこう。 3月8日、土曜日。午前中には家を出てラピュタ阿佐ヶ谷に向かう。 中平康の『現代っ子』(1963年 日活作品)を観る。中平康の映画は見逃している作品も多く、名画座でかかるたび必ず観るようにしている。楽しめた。巡査の父親の交通事故死によって、たくましく生きることになる三兄妹を描く。うじうじ、ジメジメしそうな描写をさっさと切り上げ、小気味よく描く様がいかにも中平らしい。こういう中平が好きだ。倉本聡シナリオのいささか説教臭いエンディングも映像と音楽のコラージュでテンポよく終わらせるのもいい。 『現代っ子』主演俳優鈴木ヤスシさんのトークを聴いた後、急いで「日本のオジサマ 山村聰の世界」のシネマヴェーラ渋谷に向かう。 ギリギリセーフで熊谷久虎監督『智恵子抄』、山村聰監督『鹿島灘の女』を観る。 フィルムはきれいだったが『智恵子抄』ピンとこない。もともと原節子がそんな好きではないのでなおさら。幕間に一階に下りてタバコを吸って、席に戻ったら、通路をはさんだ隣席にゆかぞうさんが座っておられて、軽くご挨拶。ゆかぞうさんとは、この前、鈴木並木さんのお宅でお会いしたばかり。わたしが、ふたたび名画座で映画を観るようになったのは、半分くらい彼女のおかげなのだが、このことはそのうち書くことにしよう。(このことを言うと、またその話ですかと、彼女は呆れるのだが。) 映画を終えて、とんとんさんのお招きで渋谷川沿いにある居酒屋ニュー信州に。 ここの日本酒の品揃えがすばらしいというかすごい。そして料理もすこぶるうまい。 最初は、ほとんど新潟でしか販売していない「鶴の友」をやっていたが、そのうちホッタさんが来る、めめこ(敬称略)が来る、籠さんが来るで、飲みはヒートアップ。珍しい越乃寒梅の焼酎、そして酸味が強くフルーティでいくらでも飲める「醸し人 久平次」が命取りになった。めめこは駅への歩道橋の下で顔面からすっ転び、わたしは終電を逃した。渋谷から自宅までタクシー代6700円。本当に痛かった。 ☆ 翌日の3月9日、またぞろ渋谷へ。シネマヴェーラ渋谷で山本薩夫監督『傷だらけの山河』、佐伯幸三監督『夜の配役』を観る。『傷だらけの山河』は以前、新文芸坐の「若尾文子特集」で観たので二度目。音楽で言えば音圧のある映画。『夜の配役』はミステリー仕立てだが、ぬるくてつまらない。 その後、渋谷の焼鳥屋・鳥良に。80年代の仕事仲間タマと二十五年ぶりに逢う。彼女とは、勤めていたシネマ・プレセットが倒産し、その頃お世話になっていた本木昭子さんの紹介で入った赤坂の制作会社で出会った。一度だけ、彼女の運転するセリカで横浜までデートに行ったことを覚えている。そのとき、さんざん道に迷い、けっきょく中華街かどこかで食事をして帰っただけだった。一年半くらいで、わたしはその会社を辞めてしまい、彼女もじき別の会社に移った。それから彼女が結婚したというのを風の噂で聞いたが、それきりだった。ところが、東京で二度目の雪が降った朝、なにげなくfacebookの受信箱のその他を開けると、昨年の六月彼女からのダイレクトメッセージが届いていて、半年遅れになるが彼女にメッセージを送り会うことになった。(80年代の知己たちとは、このように最近ではSMSを通じてふたたび出会うことが多いです) 大学生になった娘さんがいるというのに、タマは80年代のまま美しい女性でした。 まあ、これ以上は言わぬが花ということで…
by Tsukimoto_Natsumi
| 2014-03-15 00:01
| 映画
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