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2004年 12月 30日
あれだけ、触手が動かぬなどとぬかしときながら、スガシカオの『TIME』は毎日のように聴いている。前作『SMILE』と比べると言ってはなんだが、あのタイトで絶妙な間を持ち、しかもいい音質で聴くと、見事まで深く織り込んである大胆繊細な音のタペストリーの音像の中に、よくぞここまで(出ましたねぇ)のボーカルとあの歌詞である。その後、『アシンメトリー』や『青空』そしてアルバム先行の『サヨナラ』といったシングル発売曲を『優等生』や『桜並木』『GO!GO!』といった思春期モードいっぱいだが、それぞれにまったく違うノリの曲を挟み込んで、最期はバラードで終わる、かなり濃厚で濃密、高度な一枚だった。
今回は、『SMILE』のスタンスをうまく引き継ぎながら、アップ&ダウンが前作ほど無い均質的な構成になっていて、気負いがない分、流し聴きをしていると、聞き逃す曲もあるが、今度の10曲も、どれもよくできている。『光の川』とか『魔法』とか以前の作品のリメイクとも言えなくはない歌もあるが、そんなことをいちいち気にしてたらスガシカオもこれだけ猛攻できないだろう。それにしても良い意味でこなれた感が強いアルバムです。 今月(12月)オリコンチャート25位fだった。 それにしても、驚くのが今年やっと解散宣言したイエモンの最期のベストアルバムの驚異的売上である。これまでに相当枚数『ベスト』は発売しているにもかかわらずだ。これは、イエモン解散→再人気といった現象だけを表すものじゃないだろう。ある意味いかに邦楽音楽市場がつまらなくなってきているかの証左のようにも思える。年間再売上をしめしたのが宇多田ヒカルの『ベスト盤』では、困る気がするのだ、私には。 ちなみに、音楽DVDの現在第一位は2001年The Yellow Monkey 東京ドームでのラストライブとのこと。わたしも、かなり惹かれるものがあるが、9000円はちと高すぎる。 それと、あの頃の吉井和哉を見ているのはかなりつらい!自分がステージの上で精神をボロボロにしながら、瀬戸際でシンガーとピエロをやっているのに、多くのファンはそのことに気づくでもなくあのゴージャスでポップでグイグイの彼らの姿を貪欲に求めつづけているのだ。 バンドゆえに、その辺の吉井の苦悩は露骨には見えないが、わたしは三輪明宏的な厚化粧の下に秘めた繊細をよく感じる。そして、吉井がRADIO HEADの絶賛めいたライナーを書いているのを見るに及んで、少しまずい感情にかられた。なぜかというと、私自身深夜ひとりRADIO HEADのアルバムを聴きながら車を飛ばしていたとき、その時の自分自身の置かれた状況の中で、やたらいやな気持ちに襲われ、このまま車でどこかに突っ込んで死んでもいいやと、ふと思ってしまったからだ。 わたしは、カーステのCDを切ってなんとかその気持ちをしのいだが、ひどく疲れ孤独に陥っていると、あの音にはぞくっとさせられる。(最近は治りましたが) さてと、ところで今日はわが息子の誕生日である。 何もしてあげられなくごめん。 だけど、気持ちだけは大声で Happy Birthday to You! と心で叫んでる。
by tsukimoto_natsumi
| 2004-12-30 16:22
| Music
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