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2010年 07月 19日
「前田陽一の世界」@シネマヴェーラ渋谷(7月17日)
梅雨明けの夕刻、はじめてシネマヴェーラ渋谷に訪れた。ユーロスペースやシアターTSUTAYAと同じビルにあることに少し驚く。それほど渋谷のこの界隈とはご無沙汰していた。 『喜劇 命のお値段』(1971年・松竹) フランキー堺と財津一郎コンビが主演の風刺喜劇。ニセ医者フランキーと公文書偽造の達人・財津一郎が坂の多い横須賀を舞台に食品汚染を告発しようとする。かつてはこうした喜劇人二人を主役に据えたウェルメイドの喜劇が多くあった。しかしたんなるウェルメイド喜劇に終わらせないのが一癖も二癖もある前田陽一の映画。「ラルフ・ネーダーだったら…」なんて言う時代性を感じさせる台詞も飛び出す。ニセ聾唖者のスナックママを演じる岡田茉莉子も可愛く、いい味を出している。 脚本に佳作『俺は田舎のプレスリー』の満友敬司が参加していることにも注目。その昔茅ヶ崎からのドライブの帰り、ヒッチハイカーの男性を拾った。その人は松竹の文芸部だったか脚本部の人で、『俺は田舎のプレスリー』あれおもしろかったですよって言ったら、すごい喜んでぜひ満友にも伝えておきますって言ったのをふと思い出した。(しかし今にして思えば、あのヒッチハイカーって誰だったんだろう?) ☆ 『進め!ジャガーズ 敵前上陸』(1968年・松竹) 30年ぶりに再見。この映画のことは以前にも書いた。今見ればなんのことはないジャンプカット多用のスラップスティック感はリチャード・レスターの『ヘルプ!4人はアイドル』からのパクリまくり。「金」を資本に世界征服を狙う悪の首領・内田朝雄が『第三の男』のウェルズの、『気狂いピエロ』のベルモンドのパロディを演じる。(ペロペロ・キャンディとインコとミリタリー・ルックと水玉水着がよく似合う)中村晃子がやはりかわいい。ジャガーズをバックに歌う『虹色の湖』はこの映画だけのオリジナルだろうか。いずみたくの映画用オリジナル音源もなかなかの聴きものであることを今回発見。 南道郎演じる硫黄島での旧日本兵のバカバカしいまでの滑稽な哀切に『喜劇 命のお値段』にも通底する喜劇監督・前田陽一の生真面目さを感じる。 (画像は「前田陽一の世界」チラシ。これ気に入ってしまったので。使用写真:「スチャラカ社員」(1966年)より)
by tsukimoto_natsumi
| 2010-07-19 22:57
| 映画
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Comments(7)
Commented
by
(Y)
at 2010-07-21 00:54
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月本様
単に中村晃子ネタということだけで食いついてしまいました(笑)。 『進め!ジャガーズ 敵前上陸』はジャガーズの映画というよりは、中村晃子を堪能する映画だと思います。個人的には(当たり前ですが/笑)当時の中村晃子ほどボブの似合う女性はいなかったと思います。ええ、誰が何と言っても!
0
Commented
by
tsukimoto_natsumi at 2010-07-21 07:23
(Y)様、この映画の中村晃子はほんとステキです。
とりたて演技がうまいとかいうのではないけれど、存在がぴちぴち弾けています。僕は割とジャガーズって好きだったのですが、今観るとリーダーの宮さんとか「え?」って感じですね。
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by
月本夏海
at 2010-07-21 13:51
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P.S.
そうそうフラワー・メグぜんぜんわかりませんでした。
Commented
by
(Y)
at 2010-07-24 11:07
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フラワー・メグさんは近年再活動されています。わずか一年でしたが、テレビに映画に(『不良番長』シリーズなんかにも出演)レコードにグラビアにと大活躍でしたね。70年代を体現した人の一人の様な気がします。
Commented
by
tsukimoto_natsumi at 2010-07-24 14:17
フラワー・メグさん、どうも名前も顔も存じ上げないんですよ。
わたくしモグリですかねえ?
Commented
by
(Y)
at 2010-07-27 10:24
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月本様
いえいえ、きわめて普通だと思いますよ(笑)。 活動時期もわずか一年、記憶の中でその他大勢の一人、あるいはそれ以下の認識だとしても当然だと思います。僕はその特徴のある三白眼が印象に残っていたのですけどね。ちなみに歌は至極真っ当でした。
Commented
by
tsukimoto_natsumi at 2010-07-28 06:36
この前、フラワー・メグで検索をかけたら、「不良番長・手八丁口八丁」の画面キャプチャーを掲載している方のブログがあったので、しげしげと眺めてしまいました。ぼんやりとですが、「いたなあ、こういう人って…」という感じでした(笑)。
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